わんちゃんの主なお手入れについて紹介したいと思います。
①ブラッシング
わんちゃんによって被毛の密度や、長さなどが異なります。被毛に合わせてスリッカー、ラバーブラシ、コームなどを使い分けましょう。特にダブルコートのわんちゃんは余分な毛を取り除くために念入りなブラッシングが必要です。
②シャンプー
わんちゃんの体調によって異なりますが、月に1、2回を目安に行います。アレルギーなどがある場合は獣医さんと相談の上アレルギーの子にも使える専用シャンプーなどを使用しましょう。洗った後は菌の繁殖などを防ぐためにしっかり乾かしブラッシングをしてあげましょう。
③耳掃除
わんちゃんの耳はとてもデリケートです。自宅でお手入れする際にはガーゼを指に巻いて軽く撫でる程度にしましょう。耳汚れが頻繁にあったり、嫌なニオイがしている、赤くなっているなどの異常があれば動物病院に相談しましょう。
④爪切り
わんちゃんはお散歩に行っていても、どうしても爪が伸びてしまいがちです。爪が伸びていると気になって噛んでしまう子や、絨毯などに引っかかったり伸び続けて皮膚に異常が見られる場合もございます。自宅でケアするのが難しかったり苦手な子はサロンや動物病院などで爪切りをしてもらいましょう。また小さい頃から触られても大丈夫なように爪切りに慣れさせておきましょう。
⑤歯みがき
歯ブラシを怠るとわんちゃんにとってはとても怖い歯周病や歯周炎になってしまう可能性があります。歯周病菌が原因で「心内膜炎」や「腎臓病」など他の病気を引き起こすこともあります。なので、毎日のケアが必要です。歯ブラシや指にガーゼを巻き付けて優しくこするだけでも効果があります。歯みがきも小さい頃から触られることに慣れさせておきましょう。
⑥肛門腺のケア
肛門腺は肛門の両脇にある分泌腺です。通常は大便排出時や興奮した時に分泌されますが、排出量が少ないと肛門嚢(こうもんのう)にたまってしまうので、一か月に一回程度の絞り出しが必要です。シャンプーの際に行うと良いでしょう。難しかったらサロンや動物病院に相談してみましょう。
以上が、わんちゃんの主なお手入れです。わんちゃんが気持ちよく過ごせるように私たちで心がけていきましょう😊💓